こども園の情報や園での様子発信ブログ。
昨夜は「いやに冷えるなあ」と思っていました。自宅までの道のりで、塩カリをまく作業車とすれ違い、ひょっとしたら「降るのかな」と漠然と思っていました。わたくしの自宅周辺は、一面が真っ白の銀世界でした。蒲生地区は大した雪でなくて助かりました。
本日は、移動図書館の日でした。4,5歳児クラスの皆さんを対象に貸し出しができる日でした。以前にも申しあげましたが、自分なりの考えでは、この移動図書館の魅力は、3つあります。 1つめは、園児さんにとって、新たな本との出会いがあることです。園児の皆さんは、本との出会いをとっても楽しそうにしておられます。園の蔵書数には限りがあります。少しずつ更新はしていますが大きく刷新はできません。また、蒲生図書館のご協力で、不定期ですが団体貸出をさせていただき絵本の広場に「蒲生図書館コーナー」も設営させていただいていますが、毎回100冊程度で決して多くはありません。 2つめは、自分で考え、決めて、行動する場面があることです。写真にあるように、数ある本の中から自分が決めて1冊を選び出します。 3つめは、1冊を選んだ後に、自分の図書カードを提示して、自分一人で(後方で担任が見守っています。)図書館司書の方を相手に貸し出しの手続きをします。大人にとってはどうってことのないことかもしれませんが、園児さんは目を輝かせ、にこやかに本を選ぶ場面とは違って、緊張感を持って手続きされています。また、カードを忘れたときは、自分の名前と誕生日を係の方に分かるような声の大きさで伝えなくてはなりません。大袈裟かもしれませんが、このように自分一人で、園以外の大人の方に接することができる貸し出し手続きは貴重な社会体験だと思います。そのうえ、図書館司書の方のように園児さんのことを一定理解してくださっているので、園児さんがしっかり手続きできるように焦らすこともされませんし、適切な助言もしていただき園児さんが一人で体験できることを応援してくださいます。こんな場の設定は稀有だと思います。今回のように貸出だけでなく、返却も含めたこのような体験が、毎月繰り返されていたので自信をつけた園児さんもおられたのではないでしょうか。 いかがですか。昨年度まではこのような体験ができる移動図書館の日が毎月あったのですが、今年度以降は大幅に機会が縮小され、とってもとってもわたくしは残念に思っています。 移動図書館の日はさらに、図書館司書の方による読み聞かせの時間があります。これも貴重な体験だと思います。 移動図書館でお見えになった図書館司書の皆様、本日は大変お世話になりました。次回もどうぞよろしくお願いもうしあげます。
「3歳児トイレまで至急お願いします。」 という内容の内線電話を取ったあと、現場に足早で向かいました。現場では、保育者が床面を一所懸命拭いていました。大量にトイレットペーパーを流してしまったことで、便器が詰まって水があふれたという事でした。詰まりはすぐに手当てできました。丁度、体操からあぜ道散歩に向かう時間なので、清掃作業を保育者からバトンタッチしました。新園舎ですのでまだまだ床面や便器はとってもきれいです。おまけにいつも夕方にキレイキレイにしてくださっています。だから、やりがいがあります。床一面に広がった水をふき取りながら、ついでに汚れも取り除いていきました。小さなかわいらしい便器もきれいにしました。衝立の水滴もきれいにふき取っていくと、もとどおりのきれいなトイレになりました。 いつの間にか、誰もいないトイレでうろ覚えの歌を口ずさみながら清掃をしていました。植村花菜さんの有名な「トイレの神様」のフレーズを繰り返し歌っていました。 『トイレには それはそれはキレイな 女神様がいるんやで』 というフレーズが好きでした。おばあさんと孫との言葉のやり取りが心温まりほっこりとするのです。 さて、昨日の続きです。恐縮です。もしよければお付き合いください。 園だよりで繰り返し「発想の転換(パラダイムシフト)」を唱えています。 唱えるだけでなく、さらに、10代前半で実行に移されたというお話を聴いて衝撃を受けました。 仁禮彩香さん「私たちが日本の教育を変えていく」です。 ★東洋経済オンライン「2020/08/11制作:東洋経済education×ICTコンテンツ」からの引用です。 今年度から新たな学習指導要領が順次始まり、大きな転換期を迎えている日本の教育界。 より「個」を尊重する教育に変わりつつある中、小学校1年生にして既存の教育に疑問を持ち、教育のあり方を変えようと奮闘してきた人がいる。小・中・高校生に向けて、「自らの人生を切り拓く力」を育むための教育プログラムを提供する会社「TimeLeap」の代表取締役の仁禮彩香(にれい・あやか)さんだ。現在、慶応大学総合政策学部に在籍しながら、起業家として活躍するZ世代の1人である。中学2年生で起業、高校1年生で母校を買収した仁禮さんの体験や取り組みを通して、新たな教育の姿を探ってみた。 ~中略~ 「私が通っていた、湘南インターナショナルスクールの幼稚園では、何か問題が起こったときや、何かを決定するとき、先生がすぐに介入するのではなく “なぜそう思ったのか” “なぜそのようにしたいのか”、一人ひとりの考え方を聞き、みんなが納得できるプロセスで、子どもたち同士が話し合い解決をしていく。そんな教育を受けてきました。 また、“感情”と“理性”を分けて考えるということも、徹底的に教えられ、その中で『自分はどうしたいのか』という思考を深く身に付けることができたのです。しかし、入学した公立の小学校では何事も先生が決めて、1つの答えだけを求めていくという教育が展開されており、例えば、道徳の授業でも教科書に載った1つの答えが正解で、自分の頭でしっかり考えることができない。それは驚きでしたし、正直違和感が募りました」 ~後略~ 「感情」と「理性」を分けて、思考することを学んだ幼稚園時代がきっかけであること、さらに、公立の小学校の授業で違和感を感じたことに強い衝撃を受けました。 わたくしは、35年間小学校教員でした。そして、いま本園で乳幼児教育に関わっています。ふたばが、数年前から取り組んでいることと重なるではありませんか。
雨あがりの朝です。暖かい朝でもありました。1月とは思えませんね。いつものとおりの日課で過ごすことができました。戸外活動ができることがうれしいですね。屋内よりやっぱり体を思いっきり動かせます。ありがとうございます。感謝です。 今週は、「子どもたちの造形遊びを見る週間」が始まっています。 さて、昨日の続きです。恐縮ですがもしよければお付き合いください。 「メディアリテラシー」を身につけることの重要性です。 文部科学省HPからの引用です。配布予定の園だよりでも活用しました。 【2030年の社会と子供たちの未来】 新たな学校文化の形成 我が国の近代学校制度は、明治期に公布された学制に始まり、およそ70年を経て、昭和22年には現代学校制度の根幹を定める学校教育法が制定された(※2)。今また、それから更に70年が経(た)とうとしている。この140年間、我が国の教育は大きな成果を上げ、蓄積を積み上げてきた。この節目の時期に、これまでの蓄積を踏まえ評価しつつ、新しい時代にふさわしい学校の在り方を求め、新たな学校文化を形成していく必要がある。 予測できない未来に対応するためには、社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが重要である(※3)。 そのためには、教育を通じて、解き方があらかじめ定まった問題を効率的に解ける力を育むだけでは不十分である。これからの子供たちには、社会の加速度的な変化の中でも、社会的・職業的に自立した人間として、伝統や文化に立脚し、高い志と意欲を持って、蓄積された知識を礎としながら、 *ここです。 膨大な情報から何が重要かを主体的に判断し、自ら問いを立ててその解決を目指し、他者と協働(※4)しながら新たな価値を生み出していくことが求められる。 学校の場においては、子供たち一人一人の可能性を伸ばし、新しい時代に求められる資質・能力を確実に育成していくことや、そのために求められる学校の在り方を不断に探究する文化を形成していくことが、より一層重要になる。 「膨大な情報から何が重要かを主体的に判断し、自ら問いを立ててその解決を目指す」とは、「メディアリテラシー」のことだと思います。そして、ふたばで大事にしている「自分で考え、自分で決め、行動する」ことと重なります。 乳幼児期から地層のように積み重ねることで、まさに膨大な情報を分析処理できる力が備わっていくものだと思います。本園で身につけた力をさらに小中学校でブラッシュアップしていくことになると思うのです。 情報化、デジタル化が加速的に進んでいく未来社会を生きる子どもたちにとって『メディアリテラシー』の力を身につけることは、非常に重要だとわたくしは思います。 是非お勧めしたいことは、ご家庭でお子さんだけがゲーム等をプレイするのではなく。ときには、親子で一緒にゲームや、スマホをする時間を設けることで、便利さと、良さ、楽しみ方などを共有する。また、子どもに送りたい一番強いメッセージ、危険をはらんでいることを一緒に考える機会になると思います。 実際、一昨年訪問したドイツでは、市町に親子が一緒に体験しながら学べる施設がありました。わたくしも体験しましたが、楽しかったです。 お付き合いありがとうございました。
今朝もきれいな朝焼けに心惹かれました。本日は、昨日よりも暖かく感じます。実際身体を動かすと、暑いくらいです。写真は体操前の園庭の様子です。朝9時10分頃です。あぜ道散歩に出かけた4歳児さんは、農道で駆けっこを競っているようです。1歳児さんの散歩もここまで来れるようになったようです。春を思わせる陽気の中、気持ち良いあぜ道散歩であっただろうと思っています。 さて、1月13日付日本経済新聞『春秋』に、目に留まったフレーズがありました。 『結局は、一人ひとりがフェイクや扇動を見抜く力を持つしかないのだ。』 本園で大事にしている「自分で考え、決めて、行動する」に通じ、まさにメディアを読み解く力「メディアリテラシー」です。 今日、スマホのような小さな端末が世界とつながっています。本園の園児の皆さんが社会に出られる20年後の世界は、わたくしたちの想像をはるかに超える未来社会、超情報化社会でしょう? 『20年前にだれが予測できたでしょう』 というフレーズも同コラムにありました。だからこそ、未来を生きる子どもたちのために、大人の都合でなく、未来を生きる「子どもの最善の利益」を真摯に考慮したいものだと思いませんか。