祈り

本日は風が強く冷たいです。そんななかグラウンドで走り回っている園児さんと保育者。素敵な光景です。
本日は玄関で毎朝行っている『玄関挨拶』についてお話しさせてください。
「玄関で手を合わせる園長の思い」というタイトルで園だよりに掲載させていただいております。 朝の玄関先で園児さんと保護者様に貴重な10秒間を共有させていただいています。いつも本当にありがとうございます。
わたくしの手を合わせる意味は、切実な祈りです。
「どうか、夕方には、今目の前におられるお子さんを保護者様に無事お返しできますように」と、手を合わせて祈っています。当たり前ですが、祈っても、園児さんにけがをさせてしまうことがあります。
祈りは安全・安心の最初の一歩にすぎません。
また、大人があいさつする姿を繰り返し見ていただく。そばで、園児さんに見ていただくことで、やがて、園児さんも手を合わせるようになるといいと思っています。個人差があります。在園中で収まらなくてもいいと思います。今できなくても全く問題はないと思います。
あいさつは、社会性を身につけていくうえで基本となるもの。あいさつをして、はじめてコミュニケーションが生まれ、人との関わりが深まり、人間関係が広がっていきます。さらに、感謝の気持ちを培うことで、自己肯定感や共感力が高まるともいわれています。同じ物事を前にしても、「ありがたいなあ」と思い、その気持ちを伝えることができるかどうかは、大人になったとき、人を尊重し物を大切にできる力となり、自分を認めて、受け入れてもらうためにも必要な力です。
たかが10秒間のあいさつですが、これからも笑顔で心を込めて大切にしてまいります。どうぞよろしくお願いします。
早今月最後の土曜日です。日が早く過ぎていきます。先週の土曜日は日本仏教保育協会「関西地区研修会」に出席するため、2名の職員と共に大阪本町まで行っていました。どんどん日が進む感じです。一日一生、大事にしたいです。
ありがとうございます。今週も何とか終えることができそうです。有難いです。感謝です。来週もどうぞよろしくお願いします。