ふたば通信

こども園の情報や園での様子発信ブログ。

 

令和3年10月20日(水)秋の河辺を満喫 5歳児さん

本日未明に降った雨も止んで青空が広がってきました。絶好の森探検日和です。が、いざ現地を訪れると、本日は思った以上に寒かったです。
「さぶい さぶい おなかへった」
と、着いた早々から園児さんの呟きがありました。
また、風がいつになく強く、木々の揺れが見て取れ、また、耳にも激しい風の音が入ってきました。
そんななか、森の中へ進むにつれ種々の虫や植物と出会い、園児さんたちの瞳が輝き始めます。
夏に訪れた小川では、必死にカニを求めて石の裏や草の茂みを探索していました。また、水カマキリの体内から「ハリガネムシ」が現れて、みんな興味津々です。思い思いに森の探検を楽しんでいました。お昼、時計の長い針が「3」までにいただく、ということを確認して皆さん見通しを持って自分のペースで美味しいおにぎりをいただきました。そして、自分たちが森で拾ってきたどんぐりを使ってスタッフの方が「やじろべえ」を作ってくださって、思い思いに遊びました。
指の上から始まって、鼻、おでこ、頭のてっぺんなどいろんなところを使って「やじろべえ」の動きを楽しんでいました。
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5歳児さんは、春、夏、そして秋と、四季を通じて河辺いきものの森を訪れています。4歳から数えて都合5回目となります。
日常の『あぜ道散歩』と『里山保育』とも有機的につながっています。
このような自然を活用した幼児教育・保育は、子どもの主体性、協調性、自己肯定感等の「非認知能力」を育むうえで非常に大切であるといわれています。
このような多様な自然体験活動を通して、園児さんたちの豊かな人間性を育み、心身の調和のとれた発達の基礎を培うことを目指しています。また、好奇心や探究心をもって行う主体的、創造的な遊び等の経験を積み重ねる活動へと繋げていきたいものです。
河辺での活動は、園児さんの安全を担保したうえで、園児さんの「自分で」を大事にしながらフィールドワークを行っていきました。園児さんたちの瞳は自然の中で一際輝きを放っていました。

令和3年10月19日(火)お話会

毎月お世話になっています。地域の方によるお話会です。本日は、2歳児さんに紙芝居を披露してくださいました。皆さん、前のめりになって紙芝居の絵柄を凝視し、聞き入っておられました。いつも楽しいお話をありがとうございます。
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同じ時間帯にグラウンドでは、5歳児さんが鉄棒やドッジボール、かけっこで、身体を目いっぱい動かし楽しんでおられました。グラウンドから喜びに満ちた声が事務室まで届いてきました。子どもたちの喜んでいる声で、いつも元気をいただいています。ありがとうございます。
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令和3年10月18日(月)毎日が大事

新しい週が始まりました。とっても寒くなった朝です。それもそのはず、報道によると今季一番の冷え込みだそうです。玄関挨拶の前後、園児さんや保護者様から
「あ~~さぶ」
という声が何度も発せられていました。さて、新しい週の始まり、月曜日です。いつもと変わらぬ本園朝の光景です。
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「これからの未来を生き抜く子どもたちに必要な「非認知能力」、少し前までの不便な暮らしの中では身に付けやすかったんです。機会がないから自分で工夫する、隣近所と助け合ってつき合う、子ども同士で自然の中や町内を遊びまわる・・・そんな環境があったからです。【引用】小学館https://hugkum.sho.jp/7941 汐見稔幸先生談から」
この能力を育むために、意図的な環境づくりと日常がとても大事になってきます。本園では、自分で考え、自分で決め、自ら行動できる環境づくりのために、日課を大事にしています。日課を大事にすると見通しが立ちます。「自分で」が実践できやすくなります。その日課の中でも、毎日のあぜ道散歩(里山保育)はとても重要です。
また、子どもが主役の『うんどうかい』も、子どもたちと一緒に考えたものになっています。お話タイムの時間などを使って話し合いを重ね、日常の遊びから繋がる「うんどうかい」になるよう設定されています。内容もこれまでのように受動的ではなく、可能な限り園児さんが自分で選べる場面設定を大切にしています。

令和3年10月16日(土)土曜保育の日

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1歳児クラスの園児さん、2歳児クラスのお部屋に飾ってあった『おはじきのひも通し』を見て、やってみたいとおっしゃったようです。コツコツ、コツコツと70個ほど通されたようです。「やってみよう」ってすごいですね。今週の土曜日もとっても穏やかなお天気でした。外に出てみると暑いくらいでしたが…。

さて、ここで少し紹介させてください。玄関に掲示されているメッセージ・ポスターのことです。
玄関に「抱きしめる、という会話。」の文字の背景に、(母娘と思われる)お母さんが娘さんを抱きしめておられる写真が眼を惹くポスターを貼らせていただいています。そのポスター下段に付記されているメッセージです。

子どもの頃に
だきしめられた記憶は、
ひとのこころの、奥のほうの、
大切な場所にずっと残っていく。

そうして、その記憶は、
優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、
ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、
そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、
死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。
子どもをもっと抱きしめてあげてください。
ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。

【AC公共広告機構 2004年度 第44回 消費者のためになった広告コンクール雑誌広告 金賞 「抱きしめる、という会話。」博報堂】より引用させていただきました。

20年前のものですが、色褪せず、むしろより輝いているように思われませんか。素敵な、ステキなメッセージです。
そこで、わたくしからもメッセージを添えさせていただきました。
「コロナ禍の今 愛おしい子どもたちに 毎日できることの1つ」
と。是非ご覧になってください。(玄関入って左側の、にこにこルーム側の壁に掲げています。)
毎朝の玄関でお家の方と園児さんがハグされることが多くあります。
「いってらっしゃい。」
「いってきます」
ギュッと抱きしめて・・・。
そのシーンを見るたびに目線をこのポスターに移します。
そして、メッセージの最後に記されている
「ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。」
って大事であると。とっても大切であると!
今日一日も、子どもたちからのこのようなシグナルを見落とさないようにと、気を引き締める瞬間です。
また、「言葉を手渡す」から始まった本園がここ10年程取り組んでいる「非認知能力」を培う保育・教育とも通じる気がしています。
読んでくださってありがとうございます。

今週もありがとうございました。何とか終えることが出来ました。皆様に感謝申しあげます。本当にありがとうございました。合掌。

令和3年10月15日(金)里山保育②

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本日も、密を避けるためにクラスごとに実施していただきました。最初は、ほし組さんからでした。そのあと10時半からにじ組さんでした。どのクラスも最初は事前レクチャーから入ります。5歳児さんたちは4歳から河辺いきものの森へ行っていますので、このパターンにも慣れています。しっかりお話を聞いてフィールド、あぜ道に繰り出していきました。同じ内容のお話を聞いて、同じあぜ道を散策するのですが、それぞれクラスの個性が出ます。当たり前ですよね。本日は、市役所の里山活用推進室からお二人、そして、「東近江さとやまNannies」4名の方にお世話になりました。どの方も子どもたち一人ひとりの思いを大切にしてくださっていたので、子どもたちはのびのびと素晴らしい秋空の下でとっても素敵な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
子どもたちの好奇心で満ち溢れた輝く瞳、瞳、瞳。素敵な表情の写真を玄関の里山保育コーナーになるべく早く掲示いたします。どうぞご覧ください。

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