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毎月お世話になっています。地域の方によるお話会です。本日は、2歳児さんに紙芝居を披露してくださいました。皆さん、前のめりになって紙芝居の絵柄を凝視し、聞き入っておられました。いつも楽しいお話をありがとうございます。 同じ時間帯にグラウンドでは、5歳児さんが鉄棒やドッジボール、かけっこで、身体を目いっぱい動かし楽しんでおられました。グラウンドから喜びに満ちた声が事務室まで届いてきました。子どもたちの喜んでいる声で、いつも元気をいただいています。ありがとうございます。
新しい週が始まりました。とっても寒くなった朝です。それもそのはず、報道によると今季一番の冷え込みだそうです。玄関挨拶の前後、園児さんや保護者様から 「あ~~さぶ」 という声が何度も発せられていました。さて、新しい週の始まり、月曜日です。いつもと変わらぬ本園朝の光景です。 「これからの未来を生き抜く子どもたちに必要な「非認知能力」、少し前までの不便な暮らしの中では身に付けやすかったんです。機会がないから自分で工夫する、隣近所と助け合ってつき合う、子ども同士で自然の中や町内を遊びまわる・・・そんな環境があったからです。【引用】小学館https://hugkum.sho.jp/7941 汐見稔幸先生談から」 この能力を育むために、意図的な環境づくりと日常がとても大事になってきます。本園では、自分で考え、自分で決め、自ら行動できる環境づくりのために、日課を大事にしています。日課を大事にすると見通しが立ちます。「自分で」が実践できやすくなります。その日課の中でも、毎日のあぜ道散歩(里山保育)はとても重要です。 また、子どもが主役の『うんどうかい』も、子どもたちと一緒に考えたものになっています。お話タイムの時間などを使って話し合いを重ね、日常の遊びから繋がる「うんどうかい」になるよう設定されています。内容もこれまでのように受動的ではなく、可能な限り園児さんが自分で選べる場面設定を大切にしています。
1歳児クラスの園児さん、2歳児クラスのお部屋に飾ってあった『おはじきのひも通し』を見て、やってみたいとおっしゃったようです。コツコツ、コツコツと70個ほど通されたようです。「やってみよう」ってすごいですね。今週の土曜日もとっても穏やかなお天気でした。外に出てみると暑いくらいでしたが…。 さて、ここで少し紹介させてください。玄関に掲示されているメッセージ・ポスターのことです。 玄関に「抱きしめる、という会話。」の文字の背景に、(母娘と思われる)お母さんが娘さんを抱きしめておられる写真が眼を惹くポスターを貼らせていただいています。そのポスター下段に付記されているメッセージです。 子どもの頃に だきしめられた記憶は、 ひとのこころの、奥のほうの、 大切な場所にずっと残っていく。 そうして、その記憶は、 優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、 ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、 そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、 死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。 子どもをもっと抱きしめてあげてください。 ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。 【AC公共広告機構 2004年度 第44回 消費者のためになった広告コンクール雑誌広告 金賞 「抱きしめる、という会話。」博報堂】より引用させていただきました。 20年前のものですが、色褪せず、むしろより輝いているように思われませんか。素敵な、ステキなメッセージです。 そこで、わたくしからもメッセージを添えさせていただきました。 「コロナ禍の今 愛おしい子どもたちに 毎日できることの1つ」 と。是非ご覧になってください。(玄関入って左側の、にこにこルーム側の壁に掲げています。) 毎朝の玄関でお家の方と園児さんがハグされることが多くあります。 「いってらっしゃい。」 「いってきます」 ギュッと抱きしめて・・・。 そのシーンを見るたびに目線をこのポスターに移します。 そして、メッセージの最後に記されている 「ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。」 って大事であると。とっても大切であると! 今日一日も、子どもたちからのこのようなシグナルを見落とさないようにと、気を引き締める瞬間です。 また、「言葉を手渡す」から始まった本園がここ10年程取り組んでいる「非認知能力」を培う保育・教育とも通じる気がしています。 読んでくださってありがとうございます。 今週もありがとうございました。何とか終えることが出来ました。皆様に感謝申しあげます。本当にありがとうございました。合掌。
本日も、密を避けるためにクラスごとに実施していただきました。最初は、ほし組さんからでした。そのあと10時半からにじ組さんでした。どのクラスも最初は事前レクチャーから入ります。5歳児さんたちは4歳から河辺いきものの森へ行っていますので、このパターンにも慣れています。しっかりお話を聞いてフィールド、あぜ道に繰り出していきました。同じ内容のお話を聞いて、同じあぜ道を散策するのですが、それぞれクラスの個性が出ます。当たり前ですよね。本日は、市役所の里山活用推進室からお二人、そして、「東近江さとやまNannies」4名の方にお世話になりました。どの方も子どもたち一人ひとりの思いを大切にしてくださっていたので、子どもたちはのびのびと素晴らしい秋空の下でとっても素敵な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。 子どもたちの好奇心で満ち溢れた輝く瞳、瞳、瞳。素敵な表情の写真を玄関の里山保育コーナーになるべく早く掲示いたします。どうぞご覧ください。
里山保育は、「みんなの身近にある自然の中にも、楽しいことや不思議なこと、驚くようなことがたくさんあるよ。」ということを、みんなに知ってほしいとの思いで実施しています。今回は2回目です。いつものよく歩いているあぜ道散歩のルートを少し違った視点でじっくり探索する中で、子どもたちは様々な発見をしてくれたと思います。そして、この活動を友だちと一緒に行うことで、お互いの発見や驚きに刺激されたり、共感したりしながら、自分なりに価値観を育んでいきます。難しく表現すると、子どもたちは知らず知らずのうちに、「自分はこう思うけど、他の人は別の考えなんだな。人には多様な価値観や考え方があるんだな。」ということに気付いていくことに繋がります。身近な自然の中で行うこうした活動が子ども同士の関わりを豊かにすることで、子どもたちの成長に寄与することを願っています。*2020.10.20里山保育通信Vol.2より引用