ふたば通信

サイトの更新情報配信ブログ。

 

令和4年4月22日(金)避難訓練

22042203.jpg22042201.jpg22042202.jpg
緊急時の合図をよく聞き、安全な避難経路を確認し、保育者による的確なの指示により安全に誘導することができたか?園児さんには、赤い旗のところまでの避難経路を知り、落ち着いて移動することができるか?というようなねらいをもって臨みました。みなさん落ち着いてしっかり話も聞けていました。とっても良かったです。お疲れさまでした。ほかの写真は、今朝、外が雨模様だった時の乳児クラスのみなさんです。横断歩道は「わたるよ サイン」の「あさくらちゃん」人形が大人気です。

令和4年4月21日(木)無限の可能性

22042101.jpg22042102.jpg22042103.jpg
朝の玄関でよくお話をさせていただく年長クラスの男児さんとの会話です。なんだかほっとするステキなお話をしてくださいました。改めて、子どもたちの無限の可能性を感じさせていただきました。ありがとうございます。
「今日は何して遊ぶの?」
『ひとりで あそぶ』
「一人で何するん」
『ひなた ぼっこ』
「そうか、でも今日は、見てみ、お日様出てくれはるかな」
『ほなら おそらにいって くもを くりくり くり~っとしてなあ なくしてしまうわ』
「すごいなあ」
すると、わたくしのもう一方の左膝の上に乗っておられた男児さんが
『ほな ひろ~~なるな おひさんでるかな』
と相槌を打たれました。
『うん うん そらもひろいけど うみも ひろいでぇ』
『そらやうみより もっと もっと ひろいんが うちゅうやでぇ』
『うみには ごーるがあるけれど うちゅうには ごーる あらへんねん』
と言って、いつものように“かんちょう”をする真似をして足早に部屋の方にいかはりました。
河合隼雄さんの「こどもの宇宙」を思い出しました。
『ひとりひとりの子どもの中に宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。
それは無限の広がりと深さをもって存在している・・・。』
楽しくて、素敵な一日になりますように。
わたくしはこれから出張の為県庁に向かいます。よろしくお願いします。

令和4年4月20日(水)小さな積み重ね

22042001.jpg22042002.jpg22042003.jpg
登園してからの1日の流れが、いつも同じであれば、子どもたちは見通しがもて、安心して遊びと生活に集中できます。毎日の決まった流れの、規則正しい生活リズムで過ごすことを大切にしています。そのことによって子どもの生活リズムが安定し、自分の生活に見通しが持てるようになり、主体的に意欲をもって取り組む力が眼には見えないけれど日々の小さな積み重ねによって育っていきます。話し合い活動も積み重ねることによって、1人の自分とみんなのなかにいる自分(集団の中にいる自分)に気づくようになります。「自分はこんなふうに思うけれど、あの人はこんな考えなんだ」等、思いを伝え合うことがいかに大事か、これからの不透明な時代を生きる子どもたちにとって、また、昨今の世界情勢でも明らかだと思います。以下は、玄関の連絡ボード4/19から抽出しました。

きょうは皆でがんばって作った桜の木(積木)を見て、
「もうお家の近くの桜の木、お花ないで」
「ぼくも~」
「私もやでー」
との声がありお話タイムで話し合いをしました。すると残したい人、そうでない人とわかれそれぞれ思いを伝えることによって、いろいろな気持ちがあることがわかりました。話し合ってもまだどうするか決められずまた考えることになりました。
小さな積み重ねを大切にしたいです。

伝え合うことの小さな積み重ね、本当に大事にしていきたいですね。

令和4年4月19日(火)こどもの日

22041901.jpg22041902.jpg22041903.jpg22041904.jpg22041905.jpg22041909.jpg22041906.jpg22041907.jpg22041908.jpg
タイトルを「こどもの日」としました。5月5日にはまだまだ早いですが、昨日、ご覧のように、五月人形の兜を飾らせて頂きました。立派な飾りです。ひな祭り人形同様、地域の方からのご寄贈品です。ありがとうございます。そして、本日は、グラウンドに鯉のぼりも飾らせていただきました。さて、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)によると、「こどもの日」は『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。』とあります。男の子のイメージがありますが、男女関係ないということです。また、母にも父にも、それらに代わる人にも感謝する日なのでしょう。
わたしは昨今の世の中状況から、毎日が、「毎日がこどもの日」であってもよいのではないかと思います。コロナ禍が終息しないうちに、ロシア・ウクライナ危機です。これからの人生百年時代を生きる子どもたちの環境はどうでしょうか?また、彼らをもっと、もっとリスペクトすべきだと思います。「子どもの最善の利益」は大人の都合でないがしろにされていないでしょうか?

令和4年4月18日(月)大切にしている絵本の読み聞かせの時間

22041801.jpg22041802.jpg
毎日の昼食前の準備のひとときは、クラス担任による絵本の読み聞かせの時間に設定しています。どのクラスの園児さんも、この時間をとっても楽しみにしておられます。
写真の2枚目、「えほんのひろば」では、本日のクラス誕生会主役の園児さんが好きな絵本を自分で選んでおられました。選んだ絵本は給食前のこの時間に読んでもらえるのです。写真のお子さんは、はっきりと「じぶんでえらぶ」と保育者に宣言されて自分好みの絵本を探しておられました。素敵ですね。
『読み聞かせ、ことばの力を育てる決定打』
このフレーズは、「こどもとしょかん」2021冬168 に掲載された「『ことばの力』 松岡享子 さん」の文章から引用しました。「東京子ども図書館」創設メンバーのお一人で、今年の1月にお亡くなりになられた松岡享子さんです。合掌。続きは、以下のとおりです。
「以上述べてきたことは、いわばことばの土台づくりというか、ことばの力を育てる環境づくりですが、もっと直接的にできることは何かといえば、それはまわりの大人が子どもたちにお話を聞かせたり、本を読んでやったりすることをおいてほかにありません。
親や、保育者や教師が、肉声で子どもたちに物語を語って(読んで)聞かせる。ことばへの信頼を深める意味でも、語彙を増やすためにも、ことばの微妙なニュアンスや、音楽性を感じ取る力を育てるためにも、これ以上に効果的な方法はありません。しかも、これは多くの“副産物”を伴います。ともにたのしんで読んだ本は、読み手と聞き手の絆を強め、長く心に生きつづける記憶を残します。読まれた本の内容が与える影響はもちろんのことです。こんなにたくさん『よいこと』があるのに、やらない手はありません。~後略~」
彼岸会等で読み聞かせをさせて頂いているわたくしも、とっても励みになりました。絵ほんの読み聞かせ、園児さんとの貴重な共有時間、素敵な時間にしたいものです。

ページ移動

ふたば保育園