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『乳児期は、主体として受け止められ、その欲求が受容さ れる経験を積み重ねることによって育まれる特定の大人との信頼関係を 基盤に、世界を広げ言葉を獲得し始める時期であり、保育においても愛 情に満ちた応答的な関わりが大切である。』 【幼保連携型認定こども園 教育・保育要領解説 平成30年3月 内閣府 文部科学省 厚生労働省より】 大袈裟でなく、園児の皆さん、お一人おひとりの人生において、重要な時期に関わらせていただく保育園です。このような光景を見ていますと、改めて肝に銘じたいと思います。 夕方の園庭遊びです。体を動かすのと同時にたくさんの学びがあります。 『園児はこのようにして、一人で活動するよりも、何人かの友達と一緒 に活動することで、生活がより豊かに楽しく展開できることを体験し、 友達がいることの楽しさと大切さに気付いていくことになる。 それと同時に、園児は、友達との関わりを通して様々な感情を体験し ていくことになる。友達と一緒に活動する楽しさや喜び、また、自己主 張のぶつかり合いなどによる怒り、悲しさ、寂しさなどを味わう体験を 積み重ねることによって、次第に、相手も自分も互いに違う主張や感情 をもった存在であることにも気付き、その相手も一緒に楽しく遊んだり、 生活したりできるよう、自分の気持ちを調整していく。 このような他者との関係の広がりはその深まりにもつながっていく。 またそれらは自我の形成の過程でもある。乳幼児期には、自我が芽生え、 自己を表出することが中心の生活から、他者と関わり合う生活を通して、 他者の存在を意識し、自己を抑制しようとする気持ちも生まれるように なり、自我の発達の基礎が築かれていく。』 【幼保連携型認定こども園 教育・保育要領解説 平成30年3月 内閣府 文部科学省 厚生労働省より】 園児さんのおじいさまから「園で役立ててください」ということで、真っ赤な敷物をいただきました。しばらくして、さらに、違うロール状の敷物を園まで持ってきてくださいました。本当にありがとうございます。とっても助かりました。
幼児クラスの園児さんが遊戯室に集まって11月生まれの園児の皆さんのお誕生日をお祝いしました。 いつものようにお誕生を迎える、あるいは、迎えた皆さんが改めて遊戯室に、ニコニコ笑顔で入場されました。皆さんが大きな拍手で迎えます。一人ひとりのインタビューがはじまりました。好きなポーズをバシッと決めたのち、皆さんがそれぞれ指名した先生に抱っこをしてもらいます。嬉しい笑顔です。 そのあと、保育者によるマジックショーがはじまりました。 遊戯室に集う100名程のみなさんが『しーーーん』と、固唾を飲んで前のお二人を凝視されています。 絵だと思った花が、本物にかわっているなど、びっくり仰天なことが起こって大きな拍手が会場を響かせます。先生方忙しい中、見事なマジックをご披露してくださいました。お疲れさまでした。皆さんとっても喜んでいました。ありがとうございます。
本園では、玄関担当者が園児の皆さんと保護者様を、朝、真っ先にお出迎えします。 「みほとけさま、おはようございます。せんせい、おはようございます。みなさん、おはようございます」 と、玄関でお互いに合掌した姿勢でご挨拶を交わします。ただし、園児さんには強制はいたしません。お家の方と玄関担当者がしている朝の挨拶のやり取りを見ていただくだけでいいのです。今日も、園児さんたちの笑顔で元気をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。 ただ今、午後5時25分ですが、パソコンに向かっているわたくしに、アイコンタクトで「バイバイ」としてくださると、園児さんたちがお急ぎでない限り窓口のガラス戸を開けて「ハイタッチ」をしながらご挨拶をします。園児の皆さんのぬくもりを手のひらから感じ取ることができます。間近で園児の皆さんの素敵な笑顔を見ることができます。この時も、園児の皆さんから元気をいただきます。いつもいつも頂いてばかりで、しっかりお返しをしないといけません。皆さん、本当にいつもありがとうございます。 曇り空でしたが、いつもの体操から始まってお散歩に出かけていきます。 ほんの少しの時間ですが、これから交代で建築中の園舎を見学させていただきます。
5歳児同士で関わり相手のことを感じ、交流して遊ぶ中で小学校への期待を持つことができました。また、リレーやドッジボールなどをして体を動かしたり、競い合ったりすることを楽しむことができました。心配されていた雨が降らなくて、外で思いっきり体を動かし交流できてよかったです。蒲生幼児園の皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました。
午前中はもも組、さくら組、たんぽぽ組、ひよこ組の順に保育の様子をじっくり時間をかけて見ていただきました。午後からは、午前中参観したクラス担任ごとの少人数で、30分以上かけて深まりのある研修時間をいただきました。保育者からたくさんの質問が出て、時間が足りないくらいでした。本園では、かれこれ10年近く定期的に来園いただいています。本園の『保育の質』を保ち向上するためになくてはならない先生です。 「子どもが自分の意志で遊びたいものを見つけて遊んでほしい。」 「遊びたくなるような、魅力的な環境設定を心がけたい。」 「自分にとって聞きたくないことばかり言われていたら、自分の名前を呼ばれても返事する気になれない。乳児期に愛着を持って育てていかないと、心が育ちにくい。」 また、わたくしが気になったことは、『いろいろな園を訪問して、乳児の発語が遅くなっている傾向が気になる。』とおっしゃったことです。 わたくしは、この日曜日まで2週間に渡ってドイツで青少年とメディアの関わりについて学ぶ機会を得ました。科学的根拠をお示しすることはできませんが、発語年齢とメディアの関連性、わたくしはあるように思います。 『子どもは、保育園の中でもっとも弱い立場の存在です。保育園の中では、子どもの権利が最優先されるべきだということを、保育の現場で意識していきたいものです。』と著作の中でおっしゃっています。 大人にとって便利な環境は、子どもにとってはどうなのか・・・。