ふたば通信

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令和2年6月18日(木)雨降りの一日

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たのしそうでした(^^♪『えほんのひろば』でとってもたのしそうに時間を過ごされていました。おひとりおひとりの園児さんたちの表情をご覧いただけないのが大変残念です。乳児クラスの園児さんたちの素敵な笑顔がずら~っと勢揃いでした。雨の日の過ごし方、とっても大事ですね。
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本日午後、保護者の方から直接お話いただきました。駐車場から園までの通園ルート上に危険個所があるとのことでした。早速現場を確認いたしました。
写真の箇所と思われます。舗装された道路との高低差があり、本日のように雨の日は滑りやすくなっていました。そこで、気がついたのが、もしも、赤の矢印のように通っていただくと、斜面を斜め横断する形になって更に滑りやすくなり危険です。また、斜めに通っていただくと圃場への進入路を通ることとなります。圃場所有者の方へのご迷惑にもなります。保護者の皆様には、駐車場でご不便ばかりお掛けし、誠に恐縮ですが、安全のためにも白、青矢印の通り方で、足元にご注意くださってご通行頂きますようお願いいたします。本当に申し訳ありません。

令和2年6月17日(水)欠席ゼロでした。

1か月ほど前の5月15日金曜日は、自粛をお願いしている期間でした。出席率は50%でした。約1ヶ月後の本日の出席率は100%。もう戻ってほしくないです。来月も、その次もまた100%をお願いしたいですね。
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本日は、1カ月に1度の『お弁当の日』です。お弁当の日も、0歳児の皆さんは、『抱っこ食べ』でお家の方がつくられた愛情たっぷりのお弁当をいただいておられました。そして、5歳児さんたちです。ただ今は、それぞれクラスを半分にして各部屋で、そして、向かいにある広いプレイルームに各クラスの半数が集い、都合3か所に分かれて昼食をとっておられます。
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本日は、風が心地よかったですね。いつものあぜ道散歩を愉しむ幼児クラスの皆さんと、同時刻に園庭遊びをする乳児クラスの皆さんです。

令和2年6月16日(火)『は☆ハ★歯の教室』

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小さな容器に入っている『たんぽぽ』は、園児さんから今朝いただきました。朝の挨拶を玄関でさせていただいておりましたら、
グッと腕をいっぱい、いっぱいに伸ばして、差し出してくださいました。とっても素敵な笑顔を添えて!
ありがとうございました。

東近江市では、「80歳で20本の歯を残そう!」を合い言葉に、幼児期では、「むし歯のない児の増加」「一人平均むし歯数の減少」を目指して取り組んでおられます。生涯にわたって、「自分の健康は自分で守る力」をつける第一歩として、丈夫な歯を持ち、しっかり食べられる子どもを目指し、歯科衛生士による健康教室を実施されています。市内在園児への歯科健康教育として、乳幼児健康診査終了後も継続的な歯科保健指導を実施することにより、幼児の口腔衛生が保たれ、健全な発育発達を促し、新進の健康増進に寄与することを目的として本日の「歯科健康教育『は☆ハ★歯の教室』」を毎年開催していただいております。4名の皆さん、本日は大変お疲れさまでした。ありがとうございました。

令和2年6月15日(月)熱中症に注意して・・・

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本日は、朝からとっても蒸し暑い日になる気配が・・・。ここしばらくは入梅という事もあって曇りと雨の日が続く毎日でした。今日は違います。そんななか、朝のうちにと体を動かす活動が活発です。園庭遊びに、あぜ道散歩。あぜ道散歩では、園児さんたちは飽きることなく田んぼの水面を見ています。カエルや、アメンボ、水中生物などなど興味津々です。来週には、5歳児を対象に2年目を迎える「里山保育」がファシリテーター2名の方を招いて展開されます。とっても楽しみです。玄関の『待合の椅子』いろいろな場面で大活躍です。

令和2年6月13日(土)雨の土曜日

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今日は、雨降りです。全く外には出られません。
土曜日の園は、いつもと雰囲気が違います。人数が違うので当たり前ですが、それだけではないような気がします。
いつもと違う異年令で過ごす時間が長いことを本日お見えになっている園児さんたちはどのように思っておられるのでしょう。

さて、私事で恐縮ですが、図書館でタイトルに惹かれ、手に取ってみた本を只今斜め読みしています。かなり分厚い本です。少し紹介させてください。

「『子ども白書2019』特集にあたって 子どものrightを世界に呼びかける 森本扶 子ども白書編集委員長 子どもを権利の主体にするとは」から一部抜粋
「 ~略~  振り返ってみると、子どもの権利論は、戦争で多くの子どもが無惨にも殺傷された反省から、おとなが子どもに最善のものや環境を与える義務があることが明確にされたことが出発点でした。権利条約は、そこから一歩進めて、従来の親子の関係や学校などさまざまな保護や管理の権威はともすれば子どもの成長を阻害することがあるとの認識をベースに構想されました。つまり、権利条約は、おとなが良かれと考える「子どもの最善」だけでは不十分であることを示しました。また、子どもを集団でとらえるのではなく、ひとりひとり固有の生存と発達を大切にしなければならないことを想起しました。それゆえにおとなは子どもが発するさまざまな信号を感じ取り、子どもと真剣にかかわり続けねばならないことを強調しました。こうしたことがright(正しいみちすじ)にならなければいけないと世界に呼びかけたのです。子どもを権利の主体としてその地位を社会的に保障しようというのはそういうことです。 ~略~ 」
さらに、あとの論稿で堀尾輝久氏(東京大学名誉教授)が
「子どもとおとなが相互に『応答する関係』を前提とすることが子どもの権利思想の肝であり、『関係性」の上に立つ権利思想こそ新たな人権思想を発展させると希望を込めて述べられています。』
と、この事にも大変共感いたします。

本園では、園内研修の時間だけでなく事あるごとに「子どもの主体性」「応答」についてのそれぞれの思いや考え、実践を交流しております。わたくしは、乳幼児の皆さんが一日の多くの時間を過ごす園だからこそ、保育者はこれらのことをしっかり自分の中に落とし込んでおいてほしいと思っています。

私が四半世紀以上の永きにわたって道しるべとしております河合隼雄さんの教えを紹介させてください。
河合隼雄氏『子どもの宇宙』(岩波新書)の「はじめに」より引用。
 「この宇宙のなかに子どもたちがいる。これは誰でも知っている。しかし、ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。それは無限の広がりと深さをもって存在している。大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。このような恐ろしいことは、しばしば大人たちの自称する「教育」や「指導」や「善意」という名のもとになされるので、余計にたまらない感じを与える。
 私はふと、大人になるということは、子どもたちのもつこのような素晴らしい宇宙の存在を、少しずつ忘れ去ってゆく過程なのかとさえ思う。それでは、あまりにもつまらないのではなかろうか。」

わたくしは、子どもの声に耳を傾けない大人にはなりたくはなかったから、わたくしは、「意見表明権」を大事にしました。その権利を行使できる雰囲気を私自身がもつこと、クラスが、学校がもつことを大事にしてきたつもりです。いま、さらに小さき子どもたちと日々向き合わせていただくなかで、保育者と共に子どもたちの声に真摯に耳を傾けることができる大人でありたいと強く思っています。
長くなりました。誠にありがとうございました。合掌。

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