4月25日(木)「きょうも,ありがとうございました」
「きょうも,ありがとうございました」
誰もが生まれながらにして持っている,神秘さや不思議さに目を見張る心を『沈黙の春』の著者である科学者レイチェル・カーソンは,“センス・オブ・ワンダー”と表現されました。そして,カーソンは,「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないとおっしゃっています。
近未来,スマートシティで生きる子どもたちにとって大事なことは,“センス・オブ・ワンダー”をどれだけ豊かに持ち合わせているかではないでしょうか。
また,カーソンは,“センス・オブ・ワンダー”をはぐくむには,感動を分かち合ってくれる大人がそばにいるかどうかがとても重要であるとおっしゃっています。
保育園では,保育者がその大人になります。改めて,園児の皆さんと向き合う,寄り添う,見守ることがどれだけ園児さんの将来に影響を及ぼすかを、しっかり理解しておく必要があると思いました。
子どもたちがすること全てに理由があって,そのことをどれだけ慮ることを保育者はできるのか。真摯に問いたいと思った次第です。
このことを考えるきっかけは,「きょうも,ありがとうございました」というお地蔵さまに感謝の言葉を告げ,降園される園児の澄み切った声を聞いたからです。

★無限の可能性をもった園児の皆さんたち!