ふたば通信

サイトの更新情報配信ブログ。

 

令和3年9月7日(火)ごめんなさい。

今朝は園児さんのお一人に申し訳ないことをして、
「ごめんなさい」
と謝りました。その園児さんは、お家の方が運転されている車とのお別れをされておられました。最後まで、車を見送るおつもりでした。それをわたくしが邪魔をいたしました。わたくしは、お家の車が園の敷地から左折をして、県道に、そして、旧コンビニ跡付近で見えなくなったところで、
「さあ、おへやに いきましょうか」
と(寝そべる様な格好になっていたこともあって)お声かけをいたしました。
すると、
「あ~っ、さいごまで みおくれへんかった」
とその園児さんが呟かはったんです。
「えっ、どういうこと???」
理由を尋ねると、お家の方の車は、市子松井の交差点を左折して、当園駐車場の入り口前を通過されるので、そこまで見届けたかったということでした。
「ごめんなさい」
と謝りました。わたくしの思い込みでした。早合点でした。
「だいじょうぶ!」
と快くわたくしの謝罪を受け入れてくださって、いつものように笑顔でお部屋に向かわれてよかったのですが、園児さんの気持ちを全く分かっていなくて反省しました。
この現場も4年目ですが、最初に教わった言葉が『応答的』でした。「相手の思い通りにするということだけでなく、ダメとか、違うことを提案することを含めて、返事をし、相手のしていることを認め、したい気持ちを受け入れ、その上で、発展を促したり、方向を修正したりすること。」一呼吸置く心もちを自分自身に課せたい気持ちになりました。本園保育者に、『言葉を手渡す』や『心もち』について話しをさせてもらって来ましたが、実際現場では、保育者は一人ひとりの園児さんとこの応答的なかかわりで日々向き合ってくれています。保育者の真似は、当たり前ですがなかなかできません。凄いなあと改めて保育者のみなさんを尊敬します。(本園の保育者だけでなくです。)
〇〇さん改めて、ごめんなさい。そして、ありがとうございました。
21090701.jpg21090702.jpg21090703.jpg21090704.jpg21090705.jpg21090706.jpg21090707.jpg21090708.jpg21090709.jpg21090710.jpg21090711.jpg21090712.jpg
本日も過ごしやすいお天気に恵まれました。身体を動かすにはもってこいの気候になってまいりました。

私事で恐縮です。先日、四国から1通の葉書きが届きました。差出人が、わたくしが初めて担任させてもらったクラスメート(所謂教え子)でした。嬉しい残暑見舞いのお便りでした。文中に、このHPを閲覧していると書いてあって、さらにうれしく、作成の励みにもなりました。その葉書は、大事に大事にしまってあります。ありがたいです。