令和3年3月11日(木)就学直前交通安全教室












朝日野駐在所、市役所市民生活相談課の皆様にお世話になって、就学直前となったこの時期に、実際の小学校通学路を使った交通安全教室を開催いたしました。まず、改めて感心したのは、5歳児さんの挨拶です。保育者の支持なしで、自ら判断してその場にあった空気感を把握し、しっかり相手に伝わる声の大きさと気持ちを込めて挨拶ができていました。そして、ガソリンスタンド前を通るときも、お店におられた方に気持ちの良い挨拶を2クラスともされていました。感心しました。
「おはようございます。」
「よろしくおねがいします。」
「ありがとうございました。」
本当に素晴らしいです。また、相手の方を見てお話を聴くことが出来ていました。姿勢保持もできていました。もちろん、送り手(話し手)側が話の内容や話し方、要する時間を配慮されていましたが、それでも立派です。胸を張って自信を持って小学校の授業に臨んでほしいと思います。
通学路体験で気づいたのは、日課のあぜ道散歩で、農道を使って繰り返し横断歩道を渡るときの交通ルールを体得された効果がはっきりと表出していました。
左右の確認等完璧にできていました。ところが、信号のある交差点を渡るときは経験不足?から自信がない様子でした。何かしらの恐怖感からか信号が青に変わっても踏み出せなくて、赤信号になってしまった場面も少なくありませんでした。本園では、日課を大切にした日常生活の充実を図る取組みを続けていますが、繰り返すことの重要性を改めて感じました。
最後に、駐在さんから100点満点をもらって大喜びでした。そして、駐在さんから
「明日も、明後日も、ずっと自分の命を守るために100点満点を続けてくださいね。」
とお話され、元気な声で返事をされていました。
初めての試みでしたが、次年度も続けていきたい取組みの一つだと思いました。お忙しい中、駐在さん、市民生活相談課の皆様、そして、ケンちゃん、ありがとうございました。