令和2年6月23日(火)里山保育












東近江市には里山(日常的に使われてきた暮らしに身近な森)や、道ばたの草はらなど身近な自然がたくさんあります。里山保育は、園の近くの身近な自然に、環境学習のノウハウを持つ者が、四季を通じて複数回、子どもたちを現場に誘って活動するものです。活動としては、まず室内でお話をし、子どもたちの気持ちを盛り上げるとともに、探検の約束などを確認していきます。それから、いよいよ探検カードをもって、現地に向かいます。カードに記された自然物を発見し、自分でシールを貼っていきます。探検カードは、『子どもの発見する眼』を育てるための道具なので、保育者が全部クリアさせようとしてはいけません。カードに反映されていない自然物に興味を持つことも、大いに褒めていただきたいです。子どもに何かを達成させようとせず、保育者自身が発見を楽しんでいる姿勢を子どもにみせていただければいいのです。里山保育は、子どもに自然の知識を教えるために行うというよりも、自然の中で子どもの育ちや子ども同士の関わりを育てるという点で大きな意義があります。
◆2019 東近江市 市民化環境部 森と水政策課 「里山保育について」を参考にしました。
本日は、市役所市民環境部環境政策課里山推進室から2名の方、そして、サポーター3名の方にお世話になりました。ありがとうございました。次回は秋にお見えになる予定です。楽しみですね。本日のことを日課にしているあぜ道散歩に生かしていきたいものです。