②3月7日(木)体育あそび教室(3,4,5歳児)
本日は、『忍者になって探検!?』という子どもたちにとってわくわくするようなお題を提示してもらって「体育あそび教室」がはじまりました。
幼児期の育ちは、身体は大きくなる途上にあり、心肺機能は未成熟で安静時呼吸数や脈拍数が成人よりも高く、そして、運動制御能力は未熟で、細かなコントロールや細分化した動きや動作をコントロールできないなどの特徴があるそうです。
本日のプログラムは、ラインサーキットでした。幼児期の特徴を配慮した体育あそびとして、自分の手足つまり四肢を自由にコントロールして、自分の身体を使いこなすコントロール性の獲得をねらいとされたのかと思いました。伺うと本日は、集団行動的な要素も入っていたということです。
幼児期の脳の発達は、脳の質量と神経化ということでは成人の90%までに達すると言われています。この時期には、特定の運動や動作を繰り返すより、できるだけ幅広い運動・動作の経験を蓄積することが大切と言われているそうです。
考えれば、わたくしたちより前の世代は近所の原っぱや里山で日が暮れたのを忘れるほど走ったり転んだりいろいろな遊びを楽しんでいました。幼児期の育ちにとって、とっても幸せな、恵まれた環境だったのですね。