ふたば通信

サイトの更新情報配信ブログ。

 

 240517あぜ道散歩(^^♪

24051701.jpg24051702.jpg24051703.jpg
「集団は、集団ではなく、ひとりひとりの集合体であることを忘れたらあかんで」
うまく言えませんが「ひとりひとり」を見失ってはいけないということととらえてきました。小学校教員をさせていただいていた時から、もちろん、自分なりにですが、拙くてもそうしてきたつもりです。卒業生の方から、
「僕はあんまり大事にしてもらえへんかったけど、板ちゃんが大事にせなあかん、ひとりひとりを大事にせなあかんという気持ちはわかってたで」
というようなことを卒業生から聞かされたような記憶があります。気持ちだけで実行はできてなかったんですね。きっと。あかんです。
今年、保育の現場でお世話になって7年目となりました。先ほどまで保育者と向き合って自分なりに話をさせていただいていました。話をさせていただきながら、「保育」を自分の言葉で語れていない自分にだんだん腹が立ってきました。その言い訳が、
「ひとりひとりを大事にすることには教員時代も、今も変わりはない」
とえらそうなことを言ってしまいました。思いだけではあかんのです。時々ある場面を思い出してやり直してみたい気持ちがふつふつとわいてきて、切なくなります。いま、園長を拝命して、また違った立場で、保育者の皆さんを通じて間接的に、あるいは、直接的に園児さんとかかわるなかで、ひとりひとりを大事にして向き合っているのか。
『教育者は、つねに自分が教育者であることに誇りをもっていないといけません。それは、子どものために必要なのです。』
この松田道雄先生の言葉(平凡社 子どものものさし P19L7より)を保育者の皆さんに投げかけた自分ですが、自分にも、今、問うています。
すいません。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
今週も終えることができました。ありがとうございました。感謝です。また、来週からもお願いいたします。ありがとうございます。
遠く畦道から、わたくしに笑顔を見せてくださっていたのに、手も振れていなかった自分。ごめんなさい。