ふたば通信

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 R5 6/1(木)センス・オブ・ワンダー

『おこめの くさが おどってる』
風がとってもきつい日となりました。吹きさらしの田んぼにいるとよくわかります。そのようななか、ステキな「ことば」をいただきました。草が入っているところがとっても素敵です。大人はお米って、稲ってわかっています。子どもたちは先日JAさんと一緒に『バケツ稲』の栽培で水田にきれいに並んでいる『くさ』と「稲(※)」が同じであることに気付きました。そこで、「おこめの くさ」です。大事にしたいですね。ここで大人が
「草でなくて、お米、稲です」
というより、もうすぐ自分で、お友達とバケツ稲をする中でわかってきゃはります。
①「きれいにならんだくさ?」
②「おこめの くさ」
③「いね(おこめ)」
という具合に。知識としてよりもそのプロセスや体験がとっても大事で素敵やと思います。
先日も、雨の日のあぜ道散歩で
「みずのたまご」
という言葉が園児さんから出てきました。???園児さんにお尋ねすると、葉っぱの上についた水滴でした。それを、人差し指で上手に弾いておられました。上手いこといわはる。実際大人はわかった風に「稲」「米」「水滴」・・と知識だけで言ってます。子どもたちの感性、大切にしたいです。
5歳児さんたちが収穫したタマネギの数を数えたらいくつも違う数字が出てきました。そこで、みんなが一つずつ持って数えることに・・・。まず、みんなが1つずつ持てたことで自分たちの組の人数より多いことがわかって…。今しかできない毎日の様々な体験。これからも大事にしたいです。
センス・オブ・ワンダー「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではない」-レイチェル・カーソン「沈黙の春」の著者、レイチェル・カーソンの言葉です。
“美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれた時の感激、思いやり、憐れみ、驚嘆や愛情などの様々な感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出した知識は、しっかりと身につきます。”
大事にしていきます。
写真は本日行われた里山保育の場面です。ありがとうございました。
また、昨日はブログの更新をお休みさせていただきました。予告なしでした。申し訳ありませんでした。
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