令和5年4月27日(木)みんなの花まつり












4/26 5歳児クラスドキュメンテーションより*抜粋
みんなが楽しみにしていた「花まつりパレード」天気予報では、雨・・・。そこで、みんなで天気予報を確認するところから始め、「☂雨ならどうしようか」の話し合いを行って来ました。
「ゆうぎしつで したら いいんちゃう?」
「ちいさいぐみさん、みんな、はいれへんで あかんなー」
「かっぱ きて したら いいんちゃう?」
「かっぱ、みんな あるな!」
「でも、ぞうさんが ぬれるやん」
「がっきも ぬれる・・・」
「もし 26にちが あめやったら、つぎのひに したら いいんちゃう?」
「ほな、てんきよほう みてみよう」
(確認中・・・)
「27にち、はれまーく。20ぱーやって。20ぱーってなんやろ」
「はれるって こと ちゃう?」
「そしたら 27にちに したら いいやん」
「あ でも ちいさいぐみさんに おしらせ しな あかんな」
「せんせい、ちいさいぐみさんの せんせいに ゆーといて!(笑)
“パレードはグラウンドでしたい”という思いがみんなにあり、そのためには、どうしたらい良いか色々な思いを出し合って、悩んで、晴れの日を待つことになりました。
グラウンドでのパレードも、晴れの日に延期する案もこれまでにないことです。話し合いの重要性をしみじみと思います。子どもの主体性を大事にするために、ご指導いただいている先生から、行事の在り方は柔軟にと教わったりしています。以前の園だよりで、「主体性 ピッチで育む」の記事を紹介させていただきましたが、スポーツの分野でも発想の転換が加速度的に図られている気がします。最後に、本日(2023.04.27)の日本経済新聞スポーツ欄にある『スポーツの力』のコラム欄を紹介させていただきます。
「『怒ってはダメ』変わる指導」というタイトルで、日本スポーツ協会が組織する日本スポーツ少年団の本部長に元バレーボール日本代表の益子直美さんが就任したこと。そして、文末に「目の前の勝利だけが目標なら、怒る指導は近道にもなる。だが、それは子どもたちから自分で考える機会や挑戦する意欲を奪うことにもつながる。子どもが主役であることを忘れずに、スポーツ指導の在り方をかえていきたい。」とコラムを締めくくっておられました。全くその通りだと思います。スポーツの世界でも指導から一人ひとりの可能性を引き出すファシリテーションの重要性が求められているだと思いました。保育の現場でも頑張っていきたいです。