令和5年2月21日(火)こどもの世界
20数年位前の事だったと思います。社会教育の現場に籍を置いていたころ、現代っ子に『仲間、空間、時間』の3つの『間』が減少して、なくなりつつもあるから、意識的に提供しないといけない時代になったと・・・。学校から帰って、いわゆる放課後の時間、子どもたちが集まって、広場や原っぱで日が暮れるまで遊ぶ時間がなくなったということだったと思います。子どもだけの時間、子どもの世界がなくなったということだと思います。そこに、就学前の子どもさんも近所のお兄ちゃんと一緒になって異年令で遊んでいたと思います。そこで実にたくさんのことを学んでいたということです。そんな雰囲気が写真にあるなあと思いました。園児さんがリラックスして思い思いに描いておられました。当たり前ですが子どもの発想で!!黒い牛を描いておられました。描きの対象物は、「牛車」でした。意外ではないですか?子どもたちの自由な発想ができる空気感や環境、これからも大事にしたいものです。
このドキュメンテーションで惹かれたのは、タイトルです。「いつもと違う世界へ」なんだかワクワクしませんか?そして、文中の「部屋に遊びに来たクモ(蜘蛛)」『遊びに来た』『クモが遊びに来た』という表現がとっても素敵に思えました。いかがですか。