令和4年9月6日(火)やってみたいの原動力
「はい。いいですか。おりますよ。大丈夫ですか。はい。おりましたよ。〇〇楽しかったね。よかったね・・・・。」
0歳の園児さんと避難車で園舎内をぐるっと一回りしてきたあとのことです。保育者が園児さんのお顔を見ながらひとしきり話していました。言葉でのコミュニケーションがままならない時期ですが、0歳児さんは保育者の話をしっかり聴いておられるのですね。だから、言葉での返しはないけれど、園児さんの顔の表情などを読み取りながら保育者は丁寧に会話をされていたんですね。わたくしがこちらでお世話になった頃はちょっと不思議に思えた光景でした。
この写真も、抱っこされながら保育者のぬくもりを感じながらいろいろとお話されていました。
人と豊かに関わりながら自分らしく生きてゆくための根っこの力を育みます。
乳児期の時期は見えない心の部分をしっかりと育みたいと思っています。人として根っこになる部分です。「わたしを愛してくれる人がいる。大切に思ってくれてる人がいる。応援してくれる人がいる。助けてくれる人がいる。一緒に考えてくれている人がいる。共感してくれる人がいる。待ってくれる人がいる。見守ってくれる人がいる。などなど。』心の中で園児さんがそうしっかり感じながら生活していく中で、信頼関係が結ばれ、人とのつながりが広がっていきます。その信頼関係のなかでこそ
『やってみたい!』
『自分でしたい!』
『失敗してもまたチャレンジ!』
などの意欲が芽生え幼児期での
さまざまな活動の原動力となって行くと考えています。