令和4年4月20日(水)小さな積み重ね
登園してからの1日の流れが、いつも同じであれば、子どもたちは見通しがもて、安心して遊びと生活に集中できます。毎日の決まった流れの、規則正しい生活リズムで過ごすことを大切にしています。そのことによって子どもの生活リズムが安定し、自分の生活に見通しが持てるようになり、主体的に意欲をもって取り組む力が眼には見えないけれど日々の小さな積み重ねによって育っていきます。話し合い活動も積み重ねることによって、1人の自分とみんなのなかにいる自分(集団の中にいる自分)に気づくようになります。「自分はこんなふうに思うけれど、あの人はこんな考えなんだ」等、思いを伝え合うことがいかに大事か、これからの不透明な時代を生きる子どもたちにとって、また、昨今の世界情勢でも明らかだと思います。以下は、玄関の連絡ボード4/19から抽出しました。
きょうは皆でがんばって作った桜の木(積木)を見て、
「もうお家の近くの桜の木、お花ないで」
「ぼくも~」
「私もやでー」
との声がありお話タイムで話し合いをしました。すると残したい人、そうでない人とわかれそれぞれ思いを伝えることによって、いろいろな気持ちがあることがわかりました。話し合ってもまだどうするか決められずまた考えることになりました。
小さな積み重ねを大切にしたいです。
伝え合うことの小さな積み重ね、本当に大事にしていきたいですね。