令和4年1月31日(月)子どもには遠く及びはしない
『銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに勝(まさ)れる宝子に及(し)かめやも』
(銀も金も玉もどれほどのことがあろうか。どんな宝も子どもには遠く及びはしない。)山上憶良(やまのうへのおくら)。どんな宝も子どもには敵わないとの思い。子どもを持つ親なら誰しもが深く共感できる素直な気持ち。コロナ禍で一番災難を被っているのは、乳幼児のお子さんだとわたくしは思います。今回、自粛、家庭保育にご協力いただき、いつもより寂しい園舎を巡っていて、山上憶良のこの歌を思い出し調べてみました。子どもたちの笑顔にどれだけ救われたらよいのでしょうか。子どもたちの笑顔や歓声、本当に大切にしたいと思った一日ですが、お返しができないことへの切なさがあります。皆さん早く元気になってほしいです。保護者の皆様のご理解とご協力、誠にありがとうございます。